JAは10月9日、鹿児島市喜入生見町と指宿市開聞仙田の2か所で新嘗祭献穀田・献穀圃抜穂式を行いました。献穀者、行政、地元関係者、JAなどが参加。献穀物を供えられることに感謝し、水田や畑に実る米や粟を収穫しました。献穀用の米を栽培した横井学さん(69)は「水田の管理作業が大変だったが、無事刈り取りにこぎつけた。献納式まで気は抜けないが、収穫した事で一息つけた気がする。」と肩をなでおろしました。また、粟を栽培した下川悟さん(76)は、「台風の被害も受けたが、JAをはじめ多くの人が支援くださり、立派な粟が出来た。平成最後の巡り合わせに感謝したい。」と喜びました。
収穫した米と粟はJAで脱穀して精米・精白し、職員の手で一粒ずつ検査。米1.8㍑、アワ0.9㍑を選別し、西日本から集められた穀物と共に、25日に執り行われた新嘗祭献穀献納式で天皇両陛下に献上されました。